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売上の計上するのはいつか?会社設立したら知っておいておきたい売上計上のタイミング

2016年6月26日

会社設立すると是非、最初のうちに社長様に知っておいていただきたいことが
あります。

 

その一つに「売上を計上するタイミング」があります。
わかりやすく言うと会計上「いつ売り上げをあげるか」です。

 

会社設立して数年すると税務調査が入る場合があります。
その際のポイントの一つに、この「売上計上時期」があります。

 

税務署は、売上を早めに計上することはうるさく言わないのですが、

 

原則的には、商品を「引き渡した時」、サービスを「完了した時」に売り上げを
計上するものとされており、

 

現金売上以外は、売上入金時に売上を計上しても認めてくれません。

 

税務調査では、売上の計上時期がよくよく論点とされるところです。

 

なお、会計上の売上計上時期については、法人税法上、業種等に応じていくつかの
パターンが認められています。

 

会社設立された業種に応じて適用が認められている売上計上基準がどのようなものか

下記をご確認下さい。

 

<物品販売>
・出荷基準・・・商品を出荷した時
・納品基準・・・商品が取引先に届いた時
・検収基準・・・商品が取引先で検収された時

 

<サービス業>
・役務完了基準・・・サービスが完了した時

 

<建設業>
・工事完成基準・・・工事が完成した時点
・工事進行基準・・・工事の進行程度に基づき決算時

 

なお物品販売業では、一般的には、ものの引き渡しのタイミングで売り上げを計上する
出荷基準を採用している会社が多いです。

 

なお、具体的には、

 

現金販売を行っている一般的な店舗の場合、まさに商品を販売し、お金をもらった時
に売上を計上することとなります。

 

これに対し

商品を引き渡した後、1ヶ月遅れで代金を入金する場合、(代金入金時でなく)売上は
商品の引き渡し時に計上することとなります。

 

サービスの提供を行う場合、サービスの全部が完了した時に売り上げを計上することと
なります。

 

請求書の日付で売り上げ計上日が決まるわけではない点にご注意下さい。

会社設立すると、すぐに業務が動き出します。

 

 

なお、上記の注意点は、一旦選んだ計上基準は、原則的には変更が認められないという点です。

 

 

会社設立したら、税務・会計上の重要なポイントについては、是非とも最初のうちに
税理士に相談するなどして正しく知っておきたいものです。

 

 

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