事業計画書を作成する本当のメリットとは?開業資金、借入れのコツ

2015年7月7日

「事業計画書」って 初めて起業される方にはピンと来ないものの一つでは

ないでしょうか。  

 

あるいは、 「なんだか難しそう!」 「めんどくさそう!」

そんなイメージをお持ちの方もおられるかもしれません。  

 

事業計画書は、前年の実績がないリスクのある新規創業者に対して、

融資するための唯一の根拠資料ともいえる重要なものです。

 

その結果、事業計画書の「出来栄え」が融資の結果を大きく左右することにも

なるのです。

 

今回はそんな「事業計画書」を書くメリットについて考えてみました。

 

事業計画書の使い方はその人の立場や場面によって異なりますが、

共通していることは、「事業の内容を他人に伝えるために作る」という点です。  

 

 

<事業計画書作成の効用とは?>  

 

(1)経営の視点

一般的には独立開業時や会社設立時に融資を受けるために事業計画書を

書くことが多いでしょう。

 

この事業計画書を経営者自らの手で作成することにより、金融機関に

見せるためだけでなく、

 

経営者が客観的に、計画自体の無理や矛盾に「気づき」が得られるという

副次的効果が最大のメリットだと思います。

 

(そもそも、無理や矛盾があるのにしっかり検証しないまま開業してしまうのは

大きなリスクです。)  

 

 

(2)キャッシュフローの視点

事業計画書の作成にあたっては、資金計画表を通じたキャッシュフローの

予測も重要なものです。

 

特に収益の進捗が悪い場合を想定したキャッシュフローの把握は、

将来の必要資金の最大額を予測するためにも重要なプロセスと言えます。

 

創業時に少し先まで見越して資金繰りができていれば、開業後の経営に

安心して取り組めることと思います。  

 

ただ、一生懸命作り込んでも実際には、事業は事業計画書通りに順調に

行かないことがほとんどです。   だったら事業計画を作っても無駄じゃないか?

 

そんなことを思われる方がいらっしゃるかもしれません。  

 

だからこそ、事前にリスクがどこにあるのか検証するためにも事業計画書を

書いておく意味があるとも言えます。  

 

渋谷区桜丘町の福中税理士事務所では、日本政策金融公庫と連携し新規開業時の

融資サポートに力を入れています。  

 

経営者様と一緒にビジネスプランを検証しながら、たった一度だけの大切な

御社の創業融資をしっかりサポートさせていただきます。  

 

事業計画書や開業時の資金調達でご不安がありましたら何でもお気軽にお声掛け下さい。

 

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