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飲食業の部門別(支店別)会計のメリットとは?

2016年12月11日

【部門別(支店別)会計のメリット】

飲食業では、複数の店舗を出店することは珍しくありません。

 

この場合の、経営上の問題点の一つに、経営が「ドンブリ勘定」になりやすく、

 

法人全体の決算書や月次試算表を見ても店舗ごとの損益の正確な実態を掴み

づらいという問題点があります。

 

また、法人全体として利益が出ていても、赤字の店舗が黒字の店舗の足を

引っ張っている場合が往々にしてあるものです。

 

このような時は、まず足を引っ張っている支店(部門)に注目し、どこに手を

付けると経営が改善するかを検討することから始めることが肝要です。

 

ただ、その前提として部門別の損益を把握できるため売上、仕入、経費の仕訳に

部門を付して会計ソフトへの入力処理にひと手間加えることが必要です。

 

しかし、「部門別会計」を導入することができれば、

部門(支店)ごとの業績を把握することが可能となります。

 

これにより支店ごとに売上、仕入、人件費、その他経費のどこに手を付ければ

良いかが明確になります。

 

最終的に、この結果を本部、支店の経営に実際に落とし込むことこそ

何より重要なプロセスと言えます。

 

【支店スタッフに数字意識を持ってもらうというメリット】

部門別会計により各店舗の正確な「業績貢献度」を知ることができますが、

これには、もう一つのメリットがあります。

 

店長など支店のスタッフに数字の意識を持ってもらうことです。

さらに店舗業績を通じ、公正な人事評価に反映させることができます。

 

 

飲食店は、競合店の影響含め、売上が急に落ち込んだりすることもあります。

 

業績動向には注意を払い、数値の変化には敏感に対応できるように常に

準備しておきたいものです。

 

飲食業の店舗展開をお考えの経営者様は、

・強化すべき部門はどこか?

・撤退すべき部門は何か?

 

など含め、部門別会計を店舗戦略に有効活用して飲食業経営を「ドンブリ勘定」から脱して

いただきたいと思っています。

 

渋谷区桜丘町の福中税理士事務所では、飲食業を始め、経営者様の事業の

運営・成功を税務会計面からしっかりサポートさせていただきます。

 

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