SWOT分析で自社のビジネスモデルを整理してみよう!

2016年11月25日

特に起業・会社設立時の社長様に、ぜひとも知っておいていただきたい

「SWOT分析」というものがあります。

 

新たにプロジェクトの立ち上げを行う際などに用いられる経営分析手法の一つ

ですが、

 

この「SWOT分析」を用いることによって、内部環境、外部環境、や自社の強み、

自社の弱みを整理することにより、自社のビジネスモデルを明確化することが

可能となります。

 

「SWOT」という名称は、下記の頭文字からきたものです。

 

(1)S・・・Strength(強み)

(2)W・・・Weakness(弱み)

(3)O・・・Oppotunity(機会)

(4)T・・・Threat(脅威)

 

SWOT分析は、自社が「内部環境」、「外部環境」から自社を(相対的に)

分析することによって、自社の進んでいく方向を判断するための方法論と

言えるでしょう。

 

最終的に、自社の強みを生かし、また、弱さをどうやって補っていくか?

また、どのように機会を活用し、また、どのように脅威を取り除いていくか?

 

という視点で、検討し今後の経営戦略に生かしていくことが目的となります。

 

顧客の「ニーズ」を的確に取り込めないとビジネスを成功させることはできま

せん。

 

このため起業時の段階でココがキチンと整理できていることが事業成功の近道

と言えるでしょう。

 

具体的には下記のものを列挙していくこととなります。

 

【内部環境】

<自社の強み>

他社に比べて競争力がある経営資源は何か?

 

<自社の弱み>

他社の商品、サービス、ノウハウに比べて競争力が劣っているものは何か?

(例)独自の技術力、ノウハウ、営業力、資格、許認可、人脈、立地など

 

【外部環境】

<機会>

外部環境のプラス面です。事業の追い風となるような要素。

 

<脅威>

外部環境のマイナス面です。事業の逆風となるような要素。

 

起業の初期の段階かSWOT分析を取り入れて起業前のタイミングでしっかり

自社の状況、ビジネスモデルを客観的に把握し経営戦略を明確化しましょう。

 

【事業計画書で自社の強みを強調しよう】

創業融資には事業計画書の作成が必要です。

 

融資申請上、自社の置かれた外部環境や強み、弱み、それを踏まえた

他社との差別化戦略を明確に事業計画書で説明できているかどうかが

融資の成否を決めることとなります。

 

こんな場合も、SWOT分析を使って自社の強みを具体的に積み上げること

によって、どれだけ説得力をもって自社の説明できるかが創業融資の成功の

ポイントといえるでしょう。

 

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