資本金は本気度の「ものさし」!?少なすぎる資本金にご注意下さい!

2016年8月31日

会社法が改正され、現在は、資本金1円でも会社設立することができます。

 

資本金は返済能力の裏付けと言え、元々当社のことを知らない金融機関や

取引先などから見ると、信用力を計る上での「ものさし」となる面もあります。

 

また、第三者から見ると、資本金を事業の「本気度」として見られる面もあるため、

少なすぎる資本金には注意が必要です。

 

また、資本金は登記事項ですので、会社の登記簿謄本を取得すると、

自社の資本金がいくらか、誰でも簡単に知ることができ隠すことはできません!

 

さらに資本金が少ないということは、財務体質がぜい弱であることを示します。

 

これは、少し損失が出ると、すぐに債務超過(資産よりも負債の方が多い状態)

になってしまう状態となります。

 

このため取引先や金融機関から支払(返済)能力が低いと判断され、取引や融資

へ悪影響が出る場合があり注意が必要です。

 

特に、公的融資制度に申し込む場合、少ない資本金はマイナス要素です。

 

実績のない、新規開業者、新設法人の場合、前年までの実績を示すことが

できないため、

 

創業融資では、金融機関等は、社長が事業の元手となる自己資金(資本金)

をコツコツためることができる人物かどうかも見ています。

 

また、資本金額に比例して融資可能額が上がりやすい側面もあり、

融資希望額から逆算して資本金を決定することも大切となります。

 

融資の必要性が高い業種では、特に資本金額の決定には、十分な注意が

必要です。

 

渋谷区桜丘町の福中税理士事務所では、会社設立サポートを通じて

創業期の社長様のスタートアップをご支援させていただきます。

 

起業後の税務、融資、資金繰りのご相談までまでどうぞお気軽に

ご相談下さい。

 

 

 

<参考記事>

【資本金と借入金の違いについて考えてみる】

http://fukunaka.jp/kaisha/2016-09-06-2043/

 

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