創業融資のツボ/融資を受けられる時に融資を受けておくメリットとは?

2016年11月3日

会社設立し、営業を開始してすぐに利益が出る場合は(業種にもよりますが)

「まれ」と言って良いでしょう。

 

事業基盤を作り、利益を出せるようになるまでには3ヶ月くらいで済む会社は

あまり多くありません。

 

順調な場合でも軌道に乗るまでに半年程度の期間が必要な場合が多いです。

(業種によってはもっとかかっても普通ですが…)

 

このため、新設法人にとって、設備資金とあわせて運転資金の準備は大変重要です。

 

特に運転資金の見積もりが少なすぎると軌道に乗せる前に資金が底をつくリスクが

あります。

 

【融資を受けられるうちに融資を受けておくメリット】

会社を運営していると予定通りにはいかないことがほとんどと言っても

過言ではありません。

 

不測の事態に対応できるよう、仮に自己資金でまかなえる、多少余裕がある

状況であったとしても、融資を受けておくことにはメリットがあります。

(特に現状の低金利を考える融資を受けるデメリットは少ないのが実情です。)

 

では、いざ融資を受けるとなると、

 

一見、実績のない新設法人は一般的に信用力が低いため、融資に不利な印象が

あります。

 

しかし、実際には、創業直後の会社は意外に融資を受けやすい側面があります。

 

いわゆる創業融資では、会社の実績がない(「ゼロ」の)状態であっても経営者

の属性や資金準備の状態、事業計画の出来を総合的に判断してもらえる要素が

あるためです。

 

また、創業直後の会社が利用できる公的な創業融資制度が充実している点も

追い風と言えます。

 

つまり、創業当初に借りるのは、条件さえ満たせば「まっさらの状態」で評価

されるため実はそれほど難しくないと言うことです。

 

逆に、赤字になって、資金がなくなってから(「マイナスの状態」から)融資を

申し込むのは格段に難易度が上がってしまいます。

 

一般的に業績が順調なうちに融資を受けておくのは定石と言えるところです。

直近の良好な決算内容で審査されることとなるためです。

 

一方、創業期には、「成果が出るのに時間がかかる」とすなわち赤字を意味

します。

 

事業を始めると思いもよらない出来事が起こると思っておきましょう。

頼りにしていた人材が退職することだってあり得ます。

 

資金は、企業にとっての血液であり命綱です。

いざという時のために「借りられる時に」「確実に」手当てしておきま

しょう。

 

しっかりした準備で、たった一度の創業融資に成功して、会社を早期に

成長軌道に乗せていただきたいと思います。

 

渋谷区桜丘町の福中税理士事務所では、会社設立サポート、創業融資

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