会社設立したら経費で落とせる領収証は忘れずにとっておいてください。

2016年3月26日

今までお勤めされていた方は、もともと領収証をとっておく習慣がないと

思います。

 

しかし、会社設立後は領収証は、モノやサービスの提供を受けた場合に

支払った事実を証明となる資料となります。

 

起業後は、収入や支出した領収証、請求書等の証憑に基づいて会計処理や

税務申告をすることとなります。

 

もし、実際に支払った事実があるのに支払ったことを証明することができ

なければ経費計上が認められず、うっかり無駄に税金を支払うことにも

なりかねません。

 

領収証は大切に保存し適正に経理処理しましょう。

 

経費とは収入(売上)を上げるために、必要な支出と言い換えることが

できます。

 

経費になるかどうかは、まさに売り上げに直接的、間接的に貢献している

かどうかによって判断することとなります。

 

分かりやすく言えば、「仕事に関連する支出かどうか」です。

 

ところで、電車、バス、自動販売機、香典などで領収証が出ない支出は、

経費にならないのでしょうか。

 

仕事で支出した得意先との飲食代(交際費)や取引先への営業時の鉄道代

(旅費交通費)なのに領収証がないだけで経費にならなかったらちょっと

不合理ですよね。

 

しかし、これらも実際に接待、葬儀、鉄道など業務に関連して必要であった

ことが説明できれば経費とすることにまったく問題はありません。

 

ただし、税務調査などの際に説明できるよう、冠婚葬祭の案内状、香典袋

などを保存したり、

 

乗車区間、相手先の名称、支出金額の明細を伝票、帳簿に記載したり業務

との関連性を後から説明できるようにしっかり記録を残しておくとよいで

しょう。

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